特選西陣織夏物逸品九寸帯 【龍村美術織物】

西陣の老舗名宝…ご存知【龍村美術織物】。

この帯姿は”たつむら”唯一…
それも九寸名古屋帯は、今では数を織り上げることも少ないそうでございます。
その為、現在では各百貨店でもほとんどお取り扱いをされておりません。

しかも、本品は稀少な”たつむら”の夏帯。
数ある夏帯の中でも、一際目を惹く存在感ある意匠美…
ひらがな「たつむら」の名品をご紹介いたします。

お着物をお召しのお方なら、きっとどなたもご存知【龍村美術織物】。
全国の百貨店、高級専門店に並べられ、その独自の存在感は多くの人を魅了する織りの力強い魅力がございます。

龍村美術織物は、染色工芸に対する功績により、美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の創業に始まります。古代織物の研究、及びそれを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継ぎ、世界的に認められる美術織物を世に送り出しております。
 

 

 


軽く透け感もある織り口の帯地は、シックな紫鼠色を基調として、意匠には「澄明文」と銘打たれた創作意匠…
金の箔糸を巧みに織り交ぜ、琳派風の流水模様を表現し、夏姿に涼やかに映える印象に仕上げました。

さすがに龍村美術、と見とれてしまうほどの雰囲気を漂わせた仕上がりは、『美を追求して一世紀』とされる一流老舗機の風格が存分に表現されたもの。

お着物ファンあこがれの一流ブランド品、専門店で扱われる最高級の夏九寸帯を、新作・新柄を先取りにてお届け致します。

しゃれ訪問着から付下げや小紋、織のお着物などとのコーディネートで、上質のお洒落着姿をお愉しみいただきたく存じます。
軽やかな地風は、夏前の単衣の時期からももちろんお召しいただけます。

ゆかしく雅やかな装いを、末永くご愛用くださいませ。

2018年 4月25日  カテゴリー:龍村美術織物

特選西陣織夏物逸品九寸帯 【龍村美術織物】

西陣の老舗名宝…ご存知【龍村美術織物】。

この帯姿は”たつむら”唯一…
それも九寸名古屋帯は、今では数を織り上げることも少ないそうでございます。
その為、現在では各百貨店でもほとんどお取り扱いをされておりません。

しかも、本品は稀少な”たつむら”の夏帯。
数ある夏帯の中でも、一際目を惹く存在感ある意匠美…
ひらがな「たつむら」の名品をご紹介いたします。

お着物をお召しのお方なら、きっとどなたもご存知【龍村美術織物】。
全国の百貨店、高級専門店に並べられ、その独自の存在感は多くの人を魅了する織りの力強い魅力がございます。

龍村美術織物は、染色工芸に対する功績により、美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の創業に始まります。古代織物の研究、及びそれを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継ぎ、世界的に認められる美術織物を世に送り出しております。

 

軽く透け感もある織り口の帯地は、シックで涼感を際立たせる黒を基調として、意匠には「風矢羽」と銘打たれた創作意匠…
金の箔糸を巧みに織り交ぜ、涼やかな水色の流れるようなお柄を表現し、夏姿に涼やかに映える印象に仕上げました。

さすがに龍村美術、と見とれてしまうほどの雰囲気を漂わせた仕上がりは、『美を追求して一世紀』とされる一流老舗機の風格が存分に表現されたもの。

お着物ファンあこがれの一流ブランド品、専門店で扱われる最高級の夏九寸帯を、新作・新柄を先取りにてお届け致します。

しゃれ訪問着から付下げや小紋、織のお着物などとのコーディネートで、上質のお洒落着姿をお愉しみいただきたく存じます。
軽やかな地風は、夏前の単衣の時期からももちろんお召しいただけます。

ゆかしく雅やかな装いを、末永くご愛用くださいませ。

2018年 4月18日  カテゴリー:龍村美術織物

特選西陣唐織絽本袋帯【河合美術織物】

夏の装いにも美しい品格の唐織…
涼やかな絽地に、豊かに表現された上質の織を込めて。
京都西陣・唐織の名匠【河合美術織物】より、夏姿に贅沢な唐織本袋帯をご紹介いたします。

羽衣のように透ける細やかな絽目…
深い黒を基調として、夏物としてはなかなかお見かけしない程たっぷりと、富貴な唐織によって柄を織り成しています。


「清涼桜七宝文」
彩り豊かな桜花菱を中心に、艶やかに金の箔糸を織り込んで、大きな七宝繋ぎの意匠を表現いたしました。
唐織の確かな存在感が良質を感じさせる仕上がり。

確かな一品です。
唐織の名門ならではの、織りの確かさをご満喫いただけることでしょう。
プロをうならせることはもちろん、おきものをご存じない方がご覧になられても、ひと目で「よきもの」とお分かり頂ける一品。
本物を知り尽くした匠ならではの確かな織り味をご覧下さいませ。

これだけの華やかな面持ちですので、6月単衣から盛夏にお召しいただく逸品お振袖はもちろん、夏の格高い訪問着などと合わせて、涼やかに気品溢れる着姿をご堪能いただきたく存じます。

2018年 4月11日  カテゴリー:きょうの逸品

本紅型手績麻九寸帯 【越後上布 林宗平工房】 【琉球紅型 玉那覇有公】

 

織物通の夏の憧れ…越後上布。
その希少性は、ご説明申し上げるまでもないことでしょう。

1955年に小千谷縮とともに国の重要無形文化財第一号に指定された越後上布は、2009年さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

重要無形文化財指定技術使用、ユネスコ無形文化遺産登録、手績み越後上布の九寸帯に、国指定重要無形文化財「紅型」の保持者(人間国宝)玉那覇有公氏が染めた、国宝クラスの技術、業を併せた逸品夏帯のご紹介です。

上布、ならではの織りひとつひとつの風合い、素材そのものの訴えてくるような力強さ。
麻の素材感ある地を涼やかな薄黄色を基調に染めて、六通に渡って染め表した「カラコンテリギ文様」は、鮮やかに帯地に冴え渡り…

本当に、このような贅沢品はお見かけした事もございません。
まさしく国宝級のコラボレーションによって製作されました、完全別誂品でございます。

2018年 4月4日  カテゴリー:人間国宝

草木染手織八寸帯 【本場黄八丈】

 

 

黄八丈の中でも、特に人気があり稀少とされる「黒黄八」。
織物ファンの方には、ご存知の方も多くおられることでしょう。
この黒黄八をベースに、鳶・黄を用いたこだわりのオシャレ八寸帯のご紹介です。

黄八丈は、室町時代から貢絹(こうけん)の歴史があり、徳川時代には将軍家の御用品となり、大名や高官、御殿女中に用いられ、大奥を風靡しました。
徳川の中期以後、染織の技術が進み、黄・鳶(とび)・黒の三色を組み合わせた竪縞、格子縞が織られるようになり、何百年もの継承がなされています。

黄は刈安、鳶はまだみの樹皮、黒は椎(しい)の樹皮と、全て植物性の天然染色で数十回の染めを繰り返します。
色を留めるのに、黄・鳶は木灰を使い、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。
まさに、自然の恵みと織り手さんの匠の技の結晶のような織物です。

2017年 8月28日  カテゴリー:きょうの逸品

傑作西陣錦織本袋帯 【龍村美術織物】

 

  

  

美しき西陣の誇る傑作品を数々製作する、名門【龍村美術織物】。
本物を愛すお方に、自信を持ってお勧めいたします。

極しなやかに、しっかりとした厚み。
六通に渡って独特の艶感を感じる箔と色使いの妙。
その手触りだけでも、どれほどの表現のこだわりがあるか、感じられずにはいられません。工芸品と言っても過言ではないハイクラスの一品をご紹介いたします。

龍村美術織物は、染色工芸に対する功績により、美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の創業に始まります。
古代織物の研究、及びそれを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継ぎ、世界的に認められる美術織物を世に送り出しております。

「 煌映華飾錦 」こう銘打たれた作品です。

深い漆黒の錦地には、印象的な青を用いた装飾を施し、目にパッと飛び込むような存在感を醸し出します。

そんな中、帯巾いっぱいに広がる大きな装飾華紋を込めました。

彫り物のような奥行感、独特の色彩、しっかりとした打ち込み。
ひと目で龍村の帯とわかる迫力の中に、格調高い気品が感じられます。
もちろんのこと、裏表継ぎ目のない本袋で織り上げられています。

黒留袖、色留袖、訪問着、色無地などに最高の帯姿を演出するだけでなく、
逸品クラスのお振袖にも、この上ない華やぎを添えてくれることでしょう。

2017年 3月13日  カテゴリー:龍村美術織物

手織り草木染本場黄八丈 東京都無形文化財保持者 【故:山下八百子(やましたやおこ)】

 

2009年12月14日、染織家であり東京都名誉都民であられた山下八百子(やましたやおこ)氏が、89歳にて、長き人生を終えられました。

八丈町の染色技法「黄八丈」の保存・継承に努め、1986年に東京都指定無形文化財工芸技術の保持者に認定、2002年には名誉都民表彰を受けられた黄八丈の第一人者。

一枚の「布」として。
一枚の「織物」として。
他の黄八丈とは一線を画す美しさ。
本当にすばらしい、手仕事の逸品。

草木染めの力強い「本物」の色合いや、熟練した織り手でなければ織り上げることのできない複雑な織り組織。
手にとるだけで…草木を煎じ、一糸一糸丁寧に心をこめて創作されたことが、じわりじわりと伝わってくるような作品でございます。

2017年 2月6日  カテゴリー:山下めゆ工房

特選西陣錦織引箔本袋帯 【龍村美術織物】

 

          

       

龍村美術織物は、染色工芸に対する功績により、美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の創業に始まります。
古代織物の研究、及びそれを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継ぎ、世界的に認められる美術織物を世に送り出しております。

「 光吉装華文 」こう銘打たれた作品です。

艶やかな金を基調としたハリのある錦地…。
帯地には煌く金の引箔をたっぷり施した装飾文様を表した高貴な面持ち。
随所に色糸も織り込み、彫刻のような力強さを魅せる…
これぞ≪たつむら≫といった、力強い意匠に仕上げました。

彫り物のような奥行感、独特の色彩、しっかりとした打ち込み。
ひと目で龍村の帯とわかる迫力の中に、格調高い気品が感じられます。
もちろんのこと、裏表継ぎ目のない本袋で織り上げられています。

黒留袖、色留袖、訪問着、色無地などに最高の帯姿を演出するだけでなく、逸品クラスのお振袖にも、この上ない華やぎを添えてくれることでしょう。

2016年 12月12日  カテゴリー:龍村美術織物

草木染別誂郡上紬 【人間国宝 故:宗廣力三】作

 

 

        

究極の…幻と言われる紬。
手織りの高級品が並ぶ紬の中でも、郡上紬はお品さえ滅多とお見かけすることのできない希少紬でございます。

中でも本作品は、郡上紬を再興して「紬織」の重要無形文化財指定を受けられた、かの宗廣力三氏ご本人の作品です。
郡上紬には、特にご本人作を証明するものは付いておりませんが、今でも郡上紬を織られている実子の宗廣陽助氏直筆の証明書をお届け致します。

本来、美術館などに展示されていても不思議ではない希少な傑作品です。
「紬織」の分野で初めて人間国宝に認定された力三氏の生み出す織り、彩り…
どうぞお手元にてご堪能下さいませ。

郡上紬の魅力は、草木染による素朴な色合いと光沢です。
特に、宗廣力三氏が創り上げ、郡上紬最大の特徴ともなっている≪どぼんこ染≫によるぼかしは、他に類を見ません。 これは、染料液に糸を垂直に入れて染め上げる方法で、糸の繊維が染料を自然に吸い上げる力を利用したものです。

糸を少しずつ引き上げたり、染料液を減らしたり…
ひとえに経験のみによる細やかな気配りが命の、本当に微妙な染め方です。
そうして染めた糸を組み合わせて生み出される美しい織りのぼかしは、郡上紬にしか表現しえない、独特のものでございます。

糸、染料、意匠にこだわり、研究努力を重ねた宗廣氏。
生涯目指したのは、「技を感じさせない技」だったといいます。
郡上紬が堅牢で、着るほどに、洗うほどに、深みとつやを増す秘密の一つは、ここにあるのでしょうか。

品質の高い糸は、この地方に自生している植物で草木染めされます。
一度だけではなくて、何度も何度も染め返され、色彩の深い、郡上紬独特の色目が生み出されます。

平凡な柄を非凡に。
一見さりげなく見えるのですが、大変に奥行き、深みのある織物です。

2016年 10月31日  カテゴリー:郡上工芸研究所

越後上布着尺 重要無形文化財 【故:鈴木苧紡庵】

織物通の夏の憧れ…越後上布。
その希少性は、ご説明申し上げるまでもないことでしょう。

1955年に小千谷縮とともに国の重要無形文化財第一号に指定された越後上布。
その第一人者として永く伝統を守り、2008年にその実り多き人生に幕を下ろされた、【鈴木苧紡庵】氏の手による、大変稀少な越後上布着尺のご紹介です。

氏は、越後上布の伝統を守る一方で、絣の紬の製作にも意欲的に取り組み、ご自身の名「苧紡庵紬」として美しい彩りの作品を残されました。

重要無形文化財に指定される越後上布には、以下が定義付られております。

1、すべて苧麻を手績みした糸を使用すること。
2、絣模様を付ける場合は、手くびりによること。
3、いざり機で織ること。
4、しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること。
5、さらしは、雪ざらしによること。

すべての条件をクリアしたまさに最高級、重要無形文化財指定技術使用の一品。
中でも格子や縞、無地よりも工程が多く、絣合わせを施した逸品でございます。

越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として繊維だけを取り、それを爪と指先で裂いてより合わせてつくる繊細な糸です。
お着物でしたら、約一反分の糸を績むのに3ヶ月はかかると言われております。

手績みの麻は、繊細な性質上、昔ながらの居座り機で丹念に織り上げられます。
糸が細くなればなるほど乾燥に弱くなるため、暖房のほとんどない場所で作業は進み、雪の湿気だけが糸を守ります。
それを極寒の雪水ですすいで、糊を落として足踏みが済むと…
3月の陽気の良い日に、ご存知、雪上の雪晒しとなるのです。

越後上布は、出来上がるまでに気の遠くなるような時間と手間がかかります。

歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代・天平年間に織られた麻布が、今もなお、正倉院の宝物として保存されています。

また、【鈴木苧紡庵】氏の作品も東京美術館や産地の資料館などに展示され、今では市場に出回ること自体が奇跡のような一枚です。

2016年 7月4日  カテゴリー:きょうの逸品