傑作経錦(たてにしき)袋帯 重要無形文化財保持者 【人間国宝 北村武資】

重要無形文化財保持者、人間国宝 北村武資(きたむらたけし)氏の傑作袋帯をご紹介いたします。

紛う事なき、重要無形文化財指定の『経錦(たてにしき)』の織に一生に一度でいいから締めてみたい…
そんなお声をいただくほどの先生の帯を大切にお届けさせていただきます。

「経錦」と「羅」の二つにおいて、重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。

その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。
古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

経錦(たてにしき)
3色以上の経糸で重層的に組みあげ、経糸の浮き沈みで帯地と文様を模様を織り表す技法。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を裏側に沈めることによって作ります。

2007年 7月9日  カテゴリー:人間国宝