日別: 2010年8月18日

科糸織八寸名古屋帯 【原始古代布 科布(しなふ)】

味わい溢れる原始布を、絹糸にて表現。
織のおきものとの相性のよい、絹科布の八寸帯をご紹介いたします。

その歴史は縄文・弥生時代にまでさかのぼり、9・10・13世紀には文献にも登場、かつてはかなりの量が生産され、衣類として需要があったものと考えられております。

ざっくりとした素朴な風合いに、落ち着いた自然味を感じさせる土色。
ほどよいコシの強さを持った織り上がりは、予想以上の締めやすさがございます。

悠然とした面持ちに仕上がっております。

ナチュラルなお色目は、盛夏・単衣のシーズンの着用をお勧めいたします。

2010年 8月18日  カテゴリー:きょうの逸品