月別: 2011年1月

傑作経錦(たてにしき)袋帯 重要無形文化財保持者 【人間国宝 北村武資】

   

重要無形文化財保持者、人間国宝 北村武資(きたむらたけし)氏の傑作袋帯をご紹介いたします。

「経錦」と「羅」の二つにおいて、重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。

その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。
古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

もちろんこの織り味をだせるのは、北村武資氏だけ。
西陣のメーカーさんが北村氏の帯をほどいて組織を研究し同じものを織り上げようとしましたが、誰も復元することができなかったというエピソードもございます。

~経錦(たてにしき)~
3色以上の経糸で重層的に組みあげ、経糸の浮き沈みで帯地と文様を模様を織り表す技法。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を裏側に沈めることによって作ります。

淡い柳茶色を基調とした地に表現された「瑞宝紋」。
朱の華紋や鶸(ひわ)色の獅子などを繊細に浮かべて、実に趣深い面持ちに仕上げました。

ここまでのデザイン性のあるお品には、そうお目にかかれません。

現代の空間に溶け合うモダンで立体感ある表情。
最小限の色使いで創作されながら表情豊かな仕上がりは、さすが名人のひと品といえましょう。

本当に上品な風格。
最小限のお色使いながらも悠久普遍の美の表情を演出し…
また合わせるお着物の魅力を最大限にひきだしてくれるひと品でございます。

2011年 1月31日  カテゴリー:人間国宝

傑作煌彩錦(こうさいにしき)袋帯 重要無形文化財保持者 【人間国宝 北村武資】

 

   

重要無形文化財保持者、人間国宝 北村武資(きたむらたけし)氏の傑作袋帯をご紹介いたします。

~煌彩錦~
そう呼ばれる本品は、京友禅、本加賀友禅など…
また趣味性豊かな織物の訪問着などにも。
いかなる地色、いかなる染めにもコーディネートいただける万能品です。

「経錦」と「羅」の二つにおいて、重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。

その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。
古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

もちろんこの織り味をだせるのは、北村武資氏だけ。
西陣のメーカーさんが北村氏の帯をほどいて組織を研究し同じものを織り上げようとしましたが、誰も復元することができなかったというエピソードもございます。

細かな入子菱の地紋を綾なした、煌くホワイトゴールドの帯地。
まさにこの上ない高雅と気品に満ち満ちて。
意匠には「結」と銘打たれた創作意匠を織り成しました。
糸巻きを模したような図案を、白とアイボリーにそっと織り分け、実に趣深く仕上げられた秀作でございます。

本当に上品な風格。
最小限のお色使いながらも悠久普遍の美の表情を演出し…
また合わせるお着物の魅力を最大限にひきだしてくれるひと品でございます。

2011年 1月24日  カテゴリー:人間国宝

傑作経錦(たてにしき)袋帯 重要無形文化財保持者 【人間国宝 北村武資】

    

 

重要無形文化財保持者、人間国宝 北村武資(きたむらたけし)氏の傑作袋帯をご紹介いたします。

「経錦」と「羅」の二つにおいて、重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。

その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。
古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

~経錦(たてにしき)~
3色以上の経糸で重層的に組みあげ、経糸の浮き沈みで帯地と文様を模様を織り表す技法。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を裏側に沈めることによって作ります。

シックな利休茶色を基調とした地に表現された「雪花菱」の意匠。
経錦の中では珍しく、緯糸に金糸を用いて意匠の縁を艶やかに仕上げて…
淡い柳茶と、暖かみのある水柿色を込めて大柄に織り上げました。

ここまでのデザイン性のあるお品には、そうお目にかかれません。

現代の空間に溶け合うモダンで立体感ある表情。
最小限の色使いで創作されながら表情豊かな仕上がりは、さすが名人のひと品といえましょう。

本当に上品な風格。
最小限のお色使いながらも悠久普遍の美の表情を演出し…
また合わせるお着物の魅力を最大限にひきだしてくれるひと品でございます。

2011年 1月17日  カテゴリー:人間国宝

傑作経錦(たてにしき)袋帯 重要無形文化財保持者 【人間国宝 北村武資】

 

重要無形文化財保持者、人間国宝 北村武資(きたむらたけし)氏の傑作袋帯をご紹介いたします。

「経錦」と「羅」の二つにおいて、重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。

その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。
古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

~経錦(たてにしき)~
3色以上の経糸で重層的に組みあげ、経糸の浮き沈みで帯地と文様を模様を織り表す技法。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を裏側に沈めることによって作ります。

こっくりと深い黒を基調とした「葡萄立枠」。
茶鼠色の立枠模様の中に、朱の葡萄文や白茶の葉、飴色の花模様を込めて、実に趣深い面持ちに仕上げました。

ここまでのデザイン性のあるお品には、そうお目にかかれません。

現代の空間に溶け合うモダンで立体感ある表情。
最小限の色使いで創作されながら表情豊かな仕上がりは、さすが名人のひと品といえましょう。

2011年 1月10日  カテゴリー:人間国宝