織物通の夏の憧れ…越後上布。
その希少性は、ご説明申し上げるまでもないことでしょう。
1955年に小千谷縮とともに国の重要無形文化財第一号に指定された越後上布は、2009年さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
重要無形文化財指定技術使用、ユネスコ無形文化遺産登録、手績み越後上布の九寸帯に、国指定重要無形文化財「紅型」の保持者(人間国宝)玉那覇有公氏が染めた、国宝クラスの技術、業を併せた逸品夏帯のご紹介です。
上布、ならではの織りひとつひとつの風合い、素材そのものの訴えてくるような力強さ。
麻の素材感ある地を涼やかな薄黄色を基調に染めて、六通に渡って染め表した「カラコンテリギ文様」は、鮮やかに帯地に冴え渡り…
本当に、このような贅沢品はお見かけした事もございません。
まさしく国宝級のコラボレーションによって製作されました、完全別誂品でございます。