本手描き京友禅訪問着 【人間国宝 故・羽田登喜男】

いわずとしれた羽田登喜男氏の「鴛鴦」。
一羽増えるごとに数十万とも、百万ともいわれる…
あまりにも有名な柄行きですので、ご説明は必要ではないかもしれません。
加賀と京の友禅を融合させ、友禅に独自の意匠を見出した巨匠の作品です。

その色使い、構図に、人間国宝にしか表現することのできない、
独特の世界観を感じられる素晴らしい一品に仕上がっております。

2007年 1月1日  カテゴリー:人間国宝

特選工芸刺繍袋帯 工芸大使【蒋雪英】

中国において、日本の無形文化財いわゆる人間国宝(工芸藝術大使)に認定されている刺繍の大家、蒋雪英工房による創作工芸刺繍袋帯をご紹介いたします。

柄行を埋め尽くすように一針、一針縫い上げてゆく刺繍の技。
ある時はボリュームいっぱいに、ある箇所は緻密にと…
同じ刺繍でも、その表情の豊かさは驚嘆の極みです。

繊細な相良刺繍の粒のふくらみが意匠を浮かび上がらせ、決して平面的ではない刺繍の風合いが実に魅力的な面持ちです。

2006年 12月25日  カテゴリー:きょうの逸品

特選西陣織袋帯 【帯屋捨松】

1854年創業以来、実に約160年間、固なまでに本物にこだわりつづけ、その妥協のない物作りの姿勢は、キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。

「花苑紋」と題されたお品。
おだやかなベージュ色の帯地に、なんとも特徴的な色彩構成、そしてその造形美。
モダンで個性的な花意匠をインパクトのある彩りで表現いたしました。

捨松さん独自のハイセンスさが伺える帯。
しゃれ着物のお好きなお方はよくご存知のことと思います。

2006年 12月18日  カテゴリー:きょうの逸品

特選西陣唐織袋帯 織文意匠 鈴木

彩り豊かな色糸に、美しい金糸にて表現された意匠は『雪持笹』。

地色は、おだやかでやわらかなアイボリー。
そのアイボリーの帯地をベースに、たっぷりとした糸使いで正統派の古典の意匠が織り描き出されております。

2006年 12月11日  カテゴリー:きょうの逸品

特選ちりめん絞り染袋帯 久保田一竹 一竹工房

ふっくらとシボ感のあるちりめん地は、鮮やかな桔梗色を基調として…
まるで宝石箱を開けたような…輝きの色彩美。
お柄にたっぷりとした辻ヶ花絞りを豊かな色彩で染め上げました。
一竹氏特有のムードは、見るものを圧倒するほどの貫禄ある確かな力が感じられます。

2006年 12月4日  カテゴリー:きょうの逸品

本場琉球紅型紬地九寸帯 人間国宝 玉那覇有公

 

 

今回ご紹介するのは、玉那覇氏により大変な手間を惜しまずに染めあげたお品です。
琉球の彩り使い。何色もの色を反物の巻き始めまで寸分の狂いなく、染め上げられました。

無地場は穏やかな若葉色、お柄の背景にはナチュラルなアイボリーを染め、鮮やかな紅型意匠を施しました。
しっとりとした彩りで染めた「胡蝶に蜻蛉」の創作意匠。
琉球紅型の意匠力、色使いで表した意匠は、帯地にも抜群に映える、美しい仕上がりでございます。

2006年 11月27日  カテゴリー:人間国宝

特選正絹西陣袋帯 三風魯

 

かの「洛風林」より独立された先代堀江三郎氏が創業された会社であり、「洛風林」も「三風魯」も織屋さんではなく、帯の専門問屋さんとなります。
実に繊細な仕上がりでございますのでじっくりと、その表情をご覧くださいませ。

2006年 10月16日  カテゴリー:きょうの逸品

特選正絹西陣袋帯 三風魯

かの「洛風林」より独立された先代堀江三郎氏が創業された会社であり、「洛風林」も「三風魯」も織屋さんではなく、帯の専門問屋さんとなります。
実に繊細な仕上がりでございますのでじっくりと、その表情をご覧くださいませ。

2006年 10月9日  カテゴリー:きょうの逸品

特選正絹西陣袋帯 三風魯

 

かの「洛風林」より独立された先代堀江三郎氏が創業された会社であり、「洛風林」も「三風魯」も織屋さんではなく、帯の専門問屋さんとなります。
実に繊細な仕上がりでございますのでじっくりと、その表情をご覧くださいませ。

2006年 10月2日  カテゴリー:きょうの逸品

特選正絹西陣袋帯 三風魯

 

かの「洛風林」より独立された先代堀江三郎氏が創業された会社であり、「洛風林」も「三風魯」も織屋さんではなく、帯の専門問屋さんとなります。
実に繊細な仕上がりでございますのでじっくりと、その表情をご覧くださいませ。

2006年 9月25日  カテゴリー:きょうの逸品